Information1998年8月

1998/08/30
 8月25日〜28日まで、岡山大学交響楽団の夏合宿に行ってきました。現役さんのレッスンもしましたが、今年は弦楽四重奏も楽しみました。ヴァイオリン2人は3回生で、ヴィオラは常任指揮者の保科 洋先生です。保科先生アンサンブルをしたのは10年ぶりになりますが、音楽的センスはさすがです。普段全く弾いていないにもかかわらず、ちゃんと音楽の流れを引っ張ってくれます。なかなか楽しい合宿でした。
 京都市民管弦楽団の室内楽演奏会が終わりました。今回はフルートとのデュオを演奏しましたが、なにぶん練習不足で、自分としては納得のいく演奏ではありませんでした。曲が難しかったのもありますが、もう一度挑戦してみたいです。
 ということで、いままでのステージ記録これからの演奏会予定のページを更新です。もうひとつ、岡山大学交響楽団これからの演奏会予定のページも更新しました。

1998/08/12
 「葉月の歌」の演奏会が終わりました。お客さんも200人近く来てくださり、どうもありがとうございます。ここを見てくださっている方で聞きに来られた方、いらっしゃいましたら、感想などをどうぞお寄せ下さい。
 今回の演奏会、何といってもホールがよかったです。残響5秒と言われていたのですが、ワンワン響くような残響ではなく、非常に心地よい響きが残ってくれます。楽に弾けば弾くほどよく響いてくれるので、とても弾きやすかったです。
 それにしても、こんなに緊張した演奏会は久しぶりです。曲が曲だけに、緊張の連続で、体力を使い果たしてしまった感じです。なんと言うか、7人で40分の交響曲を1曲演奏したような感じです。勉強になると同時に、私の弱点・欠点もよくわかりました。ベートーヴェンの7重奏曲って、やたらとチェロのどソロがおおいんですが、緊張してことごとく力が入りまくって音をつぶしてしまいました。リズム感や歌心を出そうにも、それどころではありませんでした。要するに「びびりくん」なんです。腕と同時に、度胸も付けなくては。

 演奏会が1つ終わったので、いままでのステージ記録これからの演奏会予定のページを更新しました。

1998/08/09
 明日は「葉月の歌」の演奏会の本番です。更新なんかしてていいのでしょうか。

 突然ですが、またまた京都市民管弦楽団の定期演奏会に出演できなくなってしまいました。今度もお仕事です。残念ですが、今年はオーケストラの演奏会への出演は0となりそうです。その分室内楽の演奏会が多いので、こんな時期があってもまあいいかとも思っています。ということで、これからの演奏会のページを更新しました。

 1週間程前に、新しいチューナーを買いました。機種は、KORGのMT−1200です。今日はじめて本格的に使ってみたのですが、これがなかなかのすぐれものです。このチューナー、知っている方もおられると思いますが、平均律だけではなく、純正調やピタゴラス音階などの音律にも対応しています。この中で一番使いでのありそうなのが、「ピタゴラス音階」モードです。何に使うかというと、ずばり音階練習です。これを使って音階練習をすると、自分の左手の癖が一目瞭然で分かります。弾いたあとで正しい音高に合わせるのではなく、音を出した瞬間にどちらに音がずれやすいかを把握するのです。音に対する反応も充分速いです。私自身も、音律を変えるだけでこんなに分かりやすくなるとは思ってもいませんでした。チューナーとしては少し値段が高い(実買で25000〜30000円)ですが、それだけの価値はあります。ちょ〜おすすめです。

1998/08/08
 1週間程前から、少し構え方と右手の使い方を変えようと試みています。で、現在、弾き方を変えたときにつきものの「弾けない」状態に陥っています。とはいっても、超える山はそんなに高くなさそうで、あと2日あれば何とかなりそうです。10日の演奏会までには何とかなるでしょう。
 スチール弦に変えてからチェロ自体の調子はよいのですが、一つ問題が出てきています。「ウルフトーン」が、以前にも増して激しく出るようになってしまったのです。それもEsの音です。8月10日の演奏会で弾くベートーヴェンの7重奏曲がEs−durで、音としては最悪です。5楽章のトリオのメロディーなんて、聴けたものではありません(私の腕と歌心が足りないだけという話もある)。ミュートを変えたり、外したりしてもだめ。ほぼ2年ぶりにウルフキラーを付けているのですが、それでも音をずらすのが精一杯です。今はとりあえずFに出るようにしていますが、それ以上は何ともなりません。誰か名案を教えてくりゃれ〜。

1998/08/04
 演奏会が近づくと何かと忙しいもので、また更新のペースが落ちています。練習しないといけない曲をたくさん抱えてしまっているので、他のことに向けるエネルギーが足りません。このところの暑さでバテていることも原因しています。8月10日に向けて体力を蓄えなくては。
 スチール弦に張りかえて約10日たちましたが、調子はいいです。4本のバランスもまあまあだし、響きも落ち着いています。ただ音質に関しては、ガット弦とスチール弦は全く別物であるということがよく分かりました。言葉でどう説明すればよいのかわかりませんが、ガット弦の方がよりぬくもりのある音がするのです。スチール弦は冷たい音がするというわけではないのですが、根本的に違います。この差は大きいです。あと、弾いたときの右手の感覚が若干違います。スチール弦の方が弾きはじめの抵抗感が少し大きいです。まあ、これは慣れの問題だと思います。ま、日本の夏は湿気が多いし、西洋の楽器を演奏するのには向いていません。仕方ないですね。


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