2000/03/23
サイレントチェロの弦、さらにA線が切れ、今はD線以外はオイドクサになってしまっています。着々とオイドクサ化計画進行中。それにしても、弦の交換の疲れること。いくら初心者にやさしいとはいえ、糸巻ギア方式の採用も考えものです。おまけに、弦の端を引っかけるところが「穴」ではなく「溝」になっているため、糸巻の木口面から弦が外れていきなり緩んでしまうこともしばしば(よくわからない人のために・・・糸巻の軸がギアの反対側の糸倉面まで届いておらず、端に”(||)”こんな感じで、溝が掘ってあるのです)。せめて木口面を塞いで普通の糸巻の穴みたいに(但しガット弦も入る太さの穴にね)しておいてくれれば、こんな苦労はいらないのに。折りたたみ式バージョンの最大の欠点であります。
で、今日の更新は、私のチェロの付録、使用弦についてと、これからの演奏会予定です。
2000/03/21
サイレントチェロ−シノクサ化計画が完了して、チューニングも落ち着いたと思ったら、いきなりC線がぶつっ。弾いている最中に切れました。弾いていたのは他の弦なのに・・・。仕方なく、今はC線のみ予備で持ってたオイドクサになってます。ところがところが、サイレントチェロにオイドクサを張るなんて勿体ないと思っていたのですが、これがなかなかいけます。シノクサよりもさらに金属音がなくなって、すごく快適です。最近の高額スチール弦と値段も余り変わらないし、いっそのことこっちも全部オイドクサにしてみようかという気になっています。
それにしても、シノクサの耐久性の無さにこのところ泣かされています。この3カ月で、3本も勝手に切れてるんですよ。しかも、ピッチが安定した直後に。音色はそこそこなので、勿体ないというか・・・。金属の捲線が荒くて、ほつれやすいことも関係しているのかなぁ。特にナットのところのほつれが激しいから、糸巻の近くで切れてしまうのかも。
で、またまた私のチェロの付録、使用弦についてを更新。
チェロ弦についてのアンケートも、最近届いた2通分を加えました。もうひとつ、岡山大学交響楽団のサマーコンサートの曲目が決定したので、これからの演奏会予定も更新。
2000/03/19
サイレントチェロ−シノクサ化計画完了。サイレントチェロでも、弦が変わると、弾き心地は大分違います。よりガット弦に近い微妙な運弓が要求されます。音もキンキンしなくなって、満足です。ただ、糸巻がギアになっているだけに、弦の交換には苦労します。回し過ぎで右手首が痛い・・・。コントラバスの人って、こういう苦労もあるのね。
というわけで、私のチェロの付録、使用弦についてを更新。
2000/03/04
サイレントチェロのおかげで、チェロに触らない日がなくなりました。このこと自体、格段の進歩です。偉大なるサイレントチェロ。
前回の更新時、音程もとりやすくてハイポジションもよく当たると書きましたが、私の体調がよかっただけみたいです。やっぱり、ぼろぼろの時はだめです。人間、そんなに急にうまくなる訳がありません。で、使用してみての感想をいくつか。
まず、ヘッドフォン。付属のものを使うと、私の構えではネックとヘッドフォンが接触して練習になりません。インナーイヤータイプのものなら大丈夫でした。音質はそれでもあまり変わらないようです。
つづいて、音質。たしかにアンプで増幅しているのは分かります。音の立ち上がりとか、独特です。しかーし、十分実用には耐えます。響き方が、ちょっとうまくなった気にさせてくれます。たとえて言えば、アコースティック楽器より、少し金属的な響きがします。これは、張っている弦のせいもあるかもしれないので、全弦シノクサ(ナイロン弦)にするのを計画中。
一つ特筆事項。こんなことをする人は余りいないかもしれませんが、ミュートを付けて演奏すると、ちゃんとそういう音質が出ます。ということは、右手での音色のコントロールも、かなりの線で表現可能ということになるのか。恐るべし、サイレントチェロ。