1998/06/30
岡山から帰ってきました。今回は自由時間がかなりあって、いろんな人と会えてよかったです。宿泊したのも岡山大オケの同級生(大学の助手をしてる)のところで、ビールを飲みながら色々話しました。「最近の学生は・・・・」という年寄りじみた話しも出てくるわけです。いわく、「ものごとを自分で考えず、何でも外から与えられて当然という感覚がある」のだそうです。確かに、最近の学生さんは、教えてくれるのを待っている人が多いような気がします。また、教えたことを自分の言葉で解釈せずに、そのまま鵜呑みにして実の所はよくわかっていないということもあります。何か、公式とか年号とかを暗記するような感じです。大学に入るまでに、考える訓練ができていない人が多いのか。はたまた、自分が年をとっただけなのか。
大王のレッスンも見学させてもらったし、勉強にもなりました。昔の師匠とはいえ、今となっては私と全然違う弾き方のスタイルなわけですが、基本的なところは多くの共通点が見いだせました。まあ、体つきも出したい音も人それぞれなわけだし、基本的な所さえ押さえていれば、あとの細かいところはそれぞれ自分の演奏法を作っていくしかないのでしょう。
1998/06/26
今日は更新部分が多いです。
まず、N.O.Pの中の現代漢方医療の問題点のページをつくりました。第1弾は、漢方エキス剤使用時の留意点と題して、使用時に起きやすい不都合(一般には副作用と呼ばれてしまっている)を、構成生薬の面から解説しています。この資料は、大阪民医連副作用委員会のメンバーでの勉強に使ったものです。漢方処方というものは、大体生薬の組み合わせで不都合が出にくくなっているのですが、使用方法を誤るととたんに不都合がでてきてしまいます。漢方処方そのものへの理解を深めていくことが不都合を防ぐための第一歩です。
もうひとつ、加賀屋病院のページも更新です。この春から漢方研修の医師が着任したのでその分を付け加え、外来の医師診療体制も新たにつくりました。
あと、CelloMUSICAでは、私の音楽歴の中のこれからの演奏会予定に一件追加です。1000人のチェロ・コンサートのことがすっかり頭から抜け落ちてしまって、書き忘れていました。少し前にパート譜は届いていたのですが、まださらっていません。そろそろさらわないといけないかな。なお、私にはpult10の譜面が送られてきました。低音が好きだと書いて申し込んだからでしょうか。チェロアンサンブル(4人以上)で下の方のパートを弾かせてもらうのは久しぶりです。はっきり言ってうれしいです。
6月27日〜30日まで、岡山に行ってきます。今度はトレーナーとしてではなく、元師匠の山崎 泉氏(大王)に会うのが目的です。山崎氏がトレーナーとして岡山に来ている時にたまたま休みがとれたのです。よって、更新はしばらくできません。
1998/06/22
私の音楽歴のページを分割し、新たに付録3としてこれからの演奏会予定のページをつくりました。
1998/06/20
ふう〜、疲れた。今週は土曜日も8時間勤務(普段は4時間)だし、明日も出勤、おまけに代休はまだまだ先です。6月の終わりに3連休をとることにしてるし、ま、仕方ないか。
1998/06/19
生薬から見た漢方処方の使い方について(テーマのすりかえも甚だしいですが)の文書が大体形になりました。これで更新のペースが元にもどればいいのですが・・・・。
オーケストラに復帰したのはいいけれども、いきなり室内楽のコンサートに出演することになってしまいました。基本的には木管5重奏団の演奏会なのですが、京都市民管弦楽団のホルンに常駐エキストラで来ていただいている方に「チェロがいないの〜」と頼まれました。曲は、ベートーヴェンの7重奏曲です。確か聴いたことはあるはずなのですが、スコアも見たことがなく、チェロが何をしているかもよくわかっていません。録音を探してみると、とりあえずレコード(!)を持っていました。かけてみると、ああ、この曲かと思い出しました。パート譜を見る限りでは、いかにも初期のベートーヴェン。スコア位は買っておこう。
日付:1998年8月10日(月) 多分夜でしょう
会場:京都文化博物館(三条高倉?)
とりあえず、日付と会場だけはわかっています。詳しいことがわかれば、また書いておきます。
ここから更新情報です。私の音楽歴の付録1に、以前、長谷川陽子さんのページからリンクを張っていただいたときに、その「おしゃべり広場」のコーナーに掲載された文章を加えました。いずれ書き加えようとは思っていたのですが、はからずもSupercelloのメーリングリストで地方の音楽事情が話題になっており、この機会に書き加えるすることにしました。この文章を読み返してみると、(東京からみた)地方ばっかりで活動を続けていくことの苦労・困難が今の私を生んでいるともいえるのでしょうか。
1998/06/14
6月10日に、久々にオーケストラの練習に行きました。ラフマニノフの交響曲第2番の初見大会です。譜面ももらっていなかったので、まさに初見。弾けないのはしょうがないですが、リズムが複雑で譜面を追いかけるのがやっとです。特に三連符形のリズムが一発では把握できませんでした。じっくりさらうタイプの私にはちときつかったです。しかし、思っていたよりは曲がわかりやすかったです。ちゃんとさらえば弾けそう(←これをするかどうかが問題)。
あと、2時間の練習にお尻が耐えられなくなっているのがショックでした。あと30分くらいのところでかなりお尻が痛くなってしまったです。一人でさらっているときは、適当に休憩してるからなぁ。辱創ができそう・・・。
更新情報ですが、田中浩二さんの京都市民管弦楽団退団とURL変更に伴い、音楽関係のリンクを少しだけ修正しました。
最近、ちょくちょくゲストブックに書き込んでくれる方がでてきて、私は嬉しいです。お仕事の方の文書書き(6月3日のInformataon参照)に忙しくてお返事してませんが、お許し下さい。なお、この文書の内容は、発表が終わったらN.O.P.に書き加えたいと思っています。
1998/06/09
明日から、京都市民管弦楽団に復団します。これに伴い、いくつかのページを更新しました。
1998/06/06
明日6月7日は、京都市民管弦楽団の第57回定期演奏会です。私は出演しませんが、お近くの方はぜひ聞きに行ってください。
京都市民管弦楽団第57回定期演奏会
1998年6月7日(日) 13:30開場 14:30開演(時間は不正確です)
場所:京都コンサートホール 大ホール
入場料:当日1200円(?)
指揮:松岡 究
曲目:
歌劇「イーゴリ公」序曲(ボロディン)
交響曲第9番(ショスタコーヴィチ)
交響曲第3番「英雄」(ベートーヴェン)
本日は以上。さあ、明日も仕事だぁ。
1998/06/03
現在私は病院内の医薬品副作用情報収集の担当をしているのですが、先日、副作用委員会(いくつかの病院の担当薬剤師でつくっている会議)で「漢方薬の副作用」についての話をしてほしいとの依頼がありました。最近はマスコミでも度々取り上げられる漢方薬の副作用ですが、私にしてみたら、「こんなもん、話しになるかい!」といったところです。西洋医学をバリバリに勉強してきた薬剤師にとって、漢方が分からないのは仕方がないです。東洋医学の勉強をきちんとしていないのですから。医者もまた同じ。東洋医学の勉強をせずに漢方薬を処方している医者がほとんどなのです。こんなんだから、「副作用がどうこう・・・」っていうふうに騒がれるんです。漢方薬も薬ですし、副作用が全く無いとは言いませんが。
薬は、基本的に病気を治療するための「道具」です。東洋医学の勉強をせずに漢方薬を使うということは、使い方を知らない道具をやみくもに使っているということにあたるのです。当然、事故は起こってきます。この事故を指して「副作用」と言われては、たまったものではありません。「誤治」です。ここら辺の認識が、今の医療人には無さすぎます。使い方の分からないものなら使わなきゃいいのに、「最後の神頼み」みたいな感じで使って人を殺してる。漢方薬はそんな甘いもんじゃないです。やろうと思えば、人も殺せます。何てったって、明治時代になるまでは、日本の医学の本流だったんですから。
とかなんとか言っていても始まらないし、せめて間違った使い方をしないために、どういうことに気をつければよいかというような話しにしてしまおうかなあ。
1998/06/02
雨です。何か体がだるいです。今朝の通勤電車で寝てしまって、昼前ごろから喉が痛くなってきました。が、ここが漢方の強み。風邪をひきかけたら早めに治す。今回の風邪は、桂枝加葛根湯+桔梗石膏でどんぴしゃり。1時間後にはしっとり発汗して、喉の痛みもおさまっていました。腰の痛みも少し楽になったし。自分が病気をすると勉強になります。
今日は久々に漢方ネタということで。漢方のわからない人は、安易にまねしちゃだめよ。