Information1998年4月

1998/04/30
 早いもので、4月も今日で終わりです。明日はメーデーだ!!!
 ということで、今日の更新は、久々にチェロ奏法基本的事項のページです。付録として、バロックチェロの構え方についてという項目を追加しました。これは、少し前のインフォメーションに書いていた「構え方についての再考」をまとめたものです。一応、初心者ではなくそれなりに弾ける人向けの内容にしたつもりですが、初心者の方が試して下さっても害にはならないと思います。写真があればもっと分かりやすくなると思うのですが、何分時間がないもので。そのうち写真入りにしたいとは思っています。

1998/04/29
 Cello MUSICA内に、ゲストブックを設置しました。感想、ご意見だけでなく、演奏会のお知らせや自己PR・ホームページの宣伝等、Cello・音楽にかかわることならBBSとして使って頂いてもかまいません。どんどん書き込んでください。

1998/04/28
 チェロ奏法左手3に、音階の基本4の項目を追加しました。ニ短調の音階で、標準形と拡張形が出てきて、実質的に半音分のポジション移動を要します。
 私は、いくつかのポジションで弾けることと、ポジションを移動しながら弾けることは別の問題であると思っています。一つのポジション内で音がとれることも重要ですが、どちらかといえば移動がきちんとできることの方が重要ではないかとも思います。極端な話、ポジション移動さえきちんとできれば、指1本でも弾けるのです。そういう意味で、チェロを持ちはじめてからできるだけ早い段階でポジション移動を導入していった方が良いのではないかと考えています。その試みの一つがこの音階練習です。いきなり第一ポジションと第四ポジションというような遠い間隔ではじめるよりは、一見ポジション移動をしていないようで、実は少しだけ移動するというような練習から始めた方が抵抗なくポジション移動の練習に入って行けるような気がするからです。
 私自身も、ポジション移動ではかなり苦労した方です。大方の例にもれず、指先行型で、移動のしかたも急発進−急停止タイプでした。ネックポジションでは、親指でネックを強く押さえており、移動するのもかなりのエネルギーを要してしました。この状態から抜け出すのに有効であった練習が、指1本・弦1本での音階練習(肘の動きに気をつける・ポルタメントを意識的に入れる)と、ポルタメントを入れたゆっくりの移動練習です。どちらの練習も、腕の無駄な力を抜いた上で大げさなくらい肘の移動を先行させて行うと、無意識に肘を先行させる癖がつきやすいです。ポルタメントを入れた練習は、ポジション移動の実際1の項目に書いてあります。

1998/04/24
 チェロ奏法左手3で、ポジション移動の練習の音を聞けるようにしました。
 本日、雑誌「ストリング」5月号を買ってきました。この雑誌は創刊号からすべて読んでいますが、今連載中の金木先生のチェロレッスンはとても分かりやすく、役に立ちます。こんなにおもしろい誌上レッスンは、創刊のころの倉田澄子先生のもの以来でしょうか。他の楽器の誌上レッスンもこのところ充実してきていますし、そのほかの記事も興味深いものが多くなってきています。今後もますますの充実を期待させてくれる雑誌です(注:私は「ストリング」編集部の回し者ではありません)。

1998/04/23
 こんな更新の仕方でいいのだろうか。またまたチェロ奏法左手3に少し書き加えました。

1998/04/21
 今日も少しだけの更新です。昨日の更新ページに少し書き加えました。楽器の構え方については、まだまだ思案中です。

1998/04/20
 今日の更新は、チェロ奏法左手3のページへの追加です。ポジション移動の実際1として、ネックポジションでのポジション移動について書いています。とはいっても、まだ書きかけです。いつものごとく、チョロチョロと追加・更新していきます。
 最近、基本に立ち戻って、楽器の構え方を再考しております。この前、岡山大学交響楽団に行ったときにとても気になったのですが、多くの人が楽器の位置が低いのです。体にはまってないというか、ずり落ちているというか、何とも格好が良くないのです。その分だけ駒と体が離れるので、弾く位置も自然と駒から遠ざかって音に芯がなくなってしまいます。
 楽器の位置を高く構えればそれで良いというわけでもないのですが、ある程度弾きやすい構え方というものがあるように思います。私自身は、弾けと言われれば、どんなエンドピンの長さでも(一応常識的な範囲で)、またエンドピン無しでもある程度までは弾けるつもりです。逆に言うと、どんなエンドピンの長さでも、それぞれ皆きちんと体にはまった構え方があると思うのです。一人一人の体格は違うので、それぞれが自分に合った構えを研究することも、チェロの上達への早道ではないでしょうか。一流のソリストの方々も、見る度に構え方が違っている人もよくいます。それぞれ常に研究なさっているのだと思います。
 このあたりの考えがが少しまとまれば、またいずれチェロ奏法のページに書き加えていきたいと思っています。

1998/04/18
 お待たせしました。チェロ奏法左手3のページを新たにつくりました。ポジション移動関連のページです。内容は、まだポジション移動の基本のみですが、順次更新していきます。右手1も更新したことになっていますが、誤字を訂正したのみで内容は変わりありません。
 あと、私の音楽歴のページからたどれる私の演奏のページで、RealAudioファイルのリアルタイム再生を可能にしました。
 私信ですが、仕事の関係で、次の京都市民管弦楽団の定期演奏会(1998/06/07)に出演できなくなりました。オーケストラの練習もしばらくお休みです。入団してからはずっと演奏会には出演していたのですが、まあ、神様がゆっくりと基礎練習をする時間を下さったと思って基礎練習をみっちりとするつもりです。

1998/04/14
 岡山から帰ってきました。花見やら何やらで忙しかったですが、収穫もありました。そのうち整理して追加していきます。
 今日の更新は、チェロ奏法左手2です。音階の練習3の項目を追加し、左手の標準形と拡張形について書きました。この左手の手の形とポジション移動は密接な関係にあり、ポジション移動関連項目を書いていく前段階としての更新です。ポジション移動関連のメインページはただいま準備中ですので、もうしばらくお待ちください(いつになることやら)。

1998/04/09
 
このところ更新が滞っております。現在、本業の病院関係でアクセスのデータベースを作っている関係上、ページ更新に向けるパワーが減っているためです。おまけにケアマネージャーの資格試験も受けることになり、今年6月の試験に向けてその勉強もしなければいけません。
 という状況ながらも、この4月10日〜12日まで、岡山大学交響楽団に行ってきます。チェロ奏法のページの更新も現在少しずつ準備中です。

近日更新予告:チェロ奏法−左手−ポジション移動関連項目

 では、これからもよろしゅうに。

1998/04/03
 岡山大学交響楽団のサイト内のこれからの演奏会予定のページを更新しました。1998年サマーコンサートの曲目がすべて決まったのと、冬の定期演奏会の日程の追加です。今年は第45回定期演奏会の年にあたり、大阪公演もあります。ちょうど10年前の第35回定期にも大阪で記念公演を行っており、私もその舞台に乗っていました。

1998/04/02
 私の音楽歴のページを少しだけ書きかえました。
 ここ1週間で新たにリンクを張っていただいたところがいくつかあり、アンケートのページも随時書きかえております。ご意見・感想など、どんどんお寄せください。

1998/04/01
 先日、チェリスト「長谷川陽子の部屋」管理人の郡司さんより、私のページにリンクを張っていただいたとのメールがありました。どうもありがとうございます。なお、私の方のリンクのページからも、「長谷川陽子の部屋」へのリンクを追加しました。
 長谷川陽子さんといえば、私が大学院生の時にデビューCDが発売になり、そのCDを買ってよく聞いていた思い出があります。学生時代は貧乏でしたが、その時代に買った数少ないCDのうちの1枚です。そのころは「元気のよい明るいチェリスト」という印象で、非常に素直な演奏をされていたのが魅力的でした。最近の演奏は余り聞いていないのですが、フィンランド留学から帰ってこられてからのご活躍はめざましいもので、一度はコンサートに足を運んでみたいと思っておりました。しかし、仕事の都合となかなか合わず、現在まで生演奏に接したことはありません。機会があればぜひ演奏会に行きたいと思います。今後も、ますますのご活躍を期待しています。
 もう一件、藤原義弘さんのつくっている大人から始めるヴァイオリンのページへもリンクを追加しました。これから弦楽器を始めようという人に役立つ情報がたくさんあります。
 もう一カ所、チェロ奏法右手1のページを一部修正しました。音量・音質を決定する要因の部分です。これは、アンケートを送ってくださった入内島 健さんから「駒からの距離は意識して変えるものです。」とのご指摘をいただいたことを受けてのことです。前の文章では、「駒からの距離は、意識して変えるものではありません。」とはっきりと書いてしまっていました。これをを書いたときは具体的な基礎練習の方法が念頭にありすぎたようで、確かにおかしな構成になっていました。入内島さん、どうもありがとうございます。


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