1998/07/27
諸々の事情があり、チェロの弦を4本ともスチールに戻しました。昨年の12月以来、約半年間ガット弦を張っていましたが、チューニングの安定感が確保できないという難点がどうしても克服できないため、当面は音質よりも安定性を重視することにしました。ガット弦を弾きこなすにはまだまだ腕が足りないことも実感しています。スチール弦の安定性以上にガット弦の音色は捨てがたいものがあるのですが、この際は仕方ないと割り切りました。
このところの天候不順も、ガット弦をやめた大きな原因です。演奏中に雨が降りだしたりしたら、とたんにピッチがずれてしまうのです。ほうとうに、湿度計の替わりになりそうなくらい敏感です。8月の最終の週には、岡山大学交響楽団の夏合宿に行くことにしているので、少なくともそれまではスチール弦のままにするつもりです。合宿の場所は海に近くものすごい湿気があり、もともとスチール弦を張って行こうと思っていたところですので、戻すにはちょうどよい時期でもあったのです。ガット弦は、いずれまた復活させるつもりです。
話題ついでに、岡山大学交響楽団の夏合宿の場所について少し書きます。毎年(ここ30年くらい?)同じ場所で8月の最終週あたりに行われています。場所は香川県の某所で、海岸のすぐ近くです。合宿のころは閉鎖されていますが、すぐ近くに海水浴場もあります。この場所、学生100人が毎晩どんちゃん騒ぎをしても出入り禁止にはならないのです(文句は言われます)が、なにせ湿気がすごい。夜の宴会ができるということでは非常に得難いところなのですが、楽器・合奏の練習をするのには最低の場所です。私は、全日程6日間のうち大体4日間くらい参加しているのですが、2日目にはすでに音が湿っぽくなってしまうのです。日を追うごとに湿っぽさが増してゆき、帰るころにはもうべたべた。全然チェロが響いてくれません。それにチェロが重い。現役の大学生と話しができるのはよいのですが、これだけは勘弁してほしいです。ま、こんなこと言っていても、結局毎年参加しているんですがね。
で、私のチェロのページを少しだけ更新しました。
1998/07/25
更新をさぼっている間に、カウンタが2000を越しました。みなさん結構まめに覗いて下さってるんですね。どうもありがとうございます。
更新のペースからもお分かりと思いますが、相変わらずの忙しさです。仕事に加え、室内楽の練習が毎週入ってきているためです。少し前のInformationに書いた「葉月の歌」という演奏会の練習ですが、まあ自分で忙しくしているので、仕方ないです。
今までに2回練習したのですが、メンバーはみんなアンサンブルが上手です。とても気持ちよく弾けます。私自身、基本的に室内楽が好きなこともあるでしょうが、弾いていてとても楽しいのです。こういうアンサンブルができると元気がでます。耳のよい方が多いので、勉強にもなります。とにかく、いい経験をさせてもらっているという感じです。みなさん、演奏会をぜひ聞きに来て下さい。場所は京都文化博物館(三条高倉)、8月10日(月)の18時30分開演です。詳しくはこちら(と、ちゃっかり宣伝しておく)。
で、一か所だけ更新しています。チェロ奏法に左手4のページをつくりました。主に親指ポジションに関してのページです。ただし、まだまだ工事中です。
1998/07/13
何か体の調子がしゃっきりしません。だるいです。で、先週から週2回ペースで鍼に通っています。一週間のうち、鍼=2回・オケの練習=1回・夜勤務=1〜2回で、たすと週4〜5日も夜が詰まってしまっています。いつチェロの練習をすればいいのやら。最近は、数日に一回位しかチェロに触れません。7月に入ってから仕事もきつくなっているし、オケに復帰もしたし、ダブルパンチで忙しくなってしまった影響かなぁ。
手帳の記録をよく見てみると、この4週間でフリーの休日が1日のみ。しかも3週間以上前。こりゃしんどいわな。しかも、この先5週間はフリーの休日が全くなし。どないすんねん←自分。ページの更新なんてしてる場合かいな←再び自分。(突然関西弁になってどないすんねん!)
岡山大学交響楽団のサマーコンサートが終わりましたので、これからの演奏会予定とサマーコンサートの記録のページを更新しました。
1998/07/10
最近、チェロを持ち歩くことが多くて、また腰痛がくすぶりはじめています。冷房の関係も多々あるのですが、気をつけないとまた動けなくなりそうです。いくらケースを軽くしても、無理をするとだめですね。
明日11日は、岡山大学交響楽団のサマーコンサートを聞きにいってきます。詳しくはこちらをご参照ください。
1998/07/09
7月7日に、久々に弦を張りかえました。組み合わせは今までと同じですが、何となく音質がよくなったような気がします。ガット弦を半年以上張ったままにしていると、やっぱり段々と音質がくすんできていたみたいです。
7日の朝に張りかえたのですが、8日のお昼頃にはもうチューニングが安定していました。この前は1週間以上安定するのにかかったような気がするので、不思議です。今回は、張ってすぐにユーカリオイルを少し塗ってあげたのがよかったのでしょうか。そういえばこの前の時も、師匠に言われてオイルを塗ったら、すぐに安定したような・・・。
このオイルですが、揮発油だったら何でもいいみたいです。私は、アロマセラピー用のものを「The BODY SHOP」で買いました。いろいろ種類があったのですが、私自身はこういう香りのきついものが苦手なので、選ぶのに苦労しました。で、結局一番ましだったのがユーカリオイルだったわけです。
オイルの塗り方はすごく簡単です。ティッシュに少量付けて、それで弦をみがくようにすり込むだけです。弓の毛の当たる部分だけは付けないように注意しますが、あとの部分は駒とテールピースの間・糸巻の中を含めて全部つけてかまいません。スチール弦でも若干の効果はあるかも。私はAのスチール弦にも塗っています。一度お試しあれ。
で、弦についてのページを少しだけ更新しました。
1998/07/06
暑い日が続きますねえ。腰の弱い私には冷房がつらい季節です。京阪特急で通勤していますが、この冷房がきつい。特に帰りの電車は空いているからか、一段とこたえます。弱冷車をつくってほしいです。急行とか準急にはあるのに。それとも、暑い国と同じように「冷房は最高のサービス」ということなんでしょうか。
この熱気で、私のチェロも連日ニスが溶けまくりの状態です。ケースを開けたら、側板と裏板に必ずベルベットがくっついています。取り出すときには、「ベリベリッ」とはがさないと出てきません。赤い楽器に赤のベルベットなので、そんなに目立たないのですが、やっぱり気になります。本当は天井から紐でつり下げておくのが良いのでしょうけれども、つり下げる場所もなし。楽器屋さんに持って行って、こまめに汚れを落としてもらうしかないのかなぁ。
ということで、本日は独り言のみ。
1998/07/02
8月10日の演奏会の概要が分かりましたので、私の音楽歴の付録3に書き加えておきました。「葉月の歌」という演奏会です。お近くの方はぜひ聞きに来て下さい。
チェロ奏法のページを、一カ月以上もほったらかしにしています。そろそろ更新を再開しようと思っているのですが、なかなか自分の中で奏法の整理ができません。特に右手に関しては、私の奏法自体にまだまだ問題があるようで、文章にできる状態ではありません。左手の親指ポジションの方が文章にしやすそうなので、そっちから手をつけようかと悩んでいます。
これから演奏会もたくさんあるし、本業も忙しくなりそうなので、ゆっくりできるときに少しずつ書いていこうと思います。